僕の話‐12
僕達は大学の後ろにある川を選んで、そこに座る。まだ夕方だから、早すぎたな。
でも、 黄昏もいいですね、星空を見たかったのに。
「ここはいいぜ!」黒崎さんはナイロン袋を草に置いて、涼しい風を感じているようだ。僕も彼の隣に座って 光が輝いている川をみる。
「すごくきれいだな。」声をかけて、見続ける。
「ゆっき」黒崎さんが呼び、僕にパンを投げる。
「ありがと!」新しいパンの匂いは最高だ!
「野原さんと一緒 黄昏を見たら、」黒崎さんはじっと輝いている川を見て 自分と話しているようだ。「奇跡より。でしょ?」
「そうだね。」僕は笑う。好きな人と一緒だったら、何もよりだ。不意に高橋先生を思い出し、先生のキスも、先生の匂いも、そして、先生の言葉。
「冗談だよ。気にしないで。」
すると、思わず ため息をついた。
「どうした、ゆっき?」
「あ!あぁ、いいえ、何も。」
「ゆっきは最近変だな!一人でいると何か考えていて、ため息をつく。なんにがあったのか?」
気づかれた!!
「あぁ、過去のことだけだ。」
「簡単に言うな。お前は泣いたぞ。」
びっくりする!黒崎さんはまだおぼえでる?
「嫌なことがあったら、言ってよ。気分がよくなれるぞ。俺は自分のこと言ったよな、今お前のターンだ!」
「君を言わせなかったよね!それに、僕のことはあんまりよくない。」そして、恥ずかしい話なんだから。
でも、今は友達から、どうでもいい。
「実はさ、高橋先生に関係あるけど。」頭がメッチャ痛い。
「先生は、僕のこと好きって。。。」
「好き?」黒崎さんの目が丸くなって、パンの食べることも止める。
「うん。僕の唇にも キ、キスする」 顔が熱く、声がもっと小さくなる。
「はっ!?」
「でも、先生にどうして 僕のことが好きって聞いたとき、『冗談だよ。気にしないで。』だけ答えた。僕、何をしたほうがいいかな?」水面 を巡っている光を見る。「昔から、愛情のことは私とって曖昧なんだから、好きとか、嫌いとか、全然感じできない。先生が好きって言ったのに、最後まで冗談だって、意味が分からないよ。」
「先生と一緒にいると、先生の匂い、声、笑顔、全部 に誘惑されて、自分どおり動けなくなった。」思い出すたげなのに、自分が嫌なんだ。
「それって、お前が緊張する?」
「緊張?いいえ、いいえ、今まで 試験だけに。」
「うそ!恋に落ちたことがないっ?」黒崎さんはすごくびっくりしたようだ。僕はうなずいて、彼を もっとびっくりさせた。
だんだん暗くなる。僕達は静かに座って、食べて、気持ちがよくなった。
言い出した時、頭もかるくなった。
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