僕の話‐14

        空にキラキラ光っている星を見上げたら、亡くしたあ兄のことばを思い出している。
「一つの星は一人を照らすんだよ。」屋根の上に座り、少しのジュース、少しのクッキー、星のこと話し合っていた二人の兄弟しかいなかった。
兄はいつも僕より親に愛されていたけど、兄は僕しか世話しなかった。いつも僕の傍にいて、面白い話を語ったり、遊びに連れて行ったりしたものだ。
でも、僕はずっとわがままな子だった。どんな時でも、どんなに兄に甘えされても、まだ妬んでいた。
兄は僕の気持ちが分からなかった・・・

「ゆうき、なんにを思い込んでいるんだ?」隣に座っている高橋先生が僕を記憶から戻らせた。「俺といるのに。」
「何ですか、俺って?」おかしいなあ。二人になったら、とてもやさしい先生が変わる。僕と俺って、なんか慣れてないよ。
「あの星見て。」先生は一番 強く輝いている星を指した。「あの星は誰かの命のために輝いているはずだよ。昔の友達がそう言ったんだ。」星が先生の目に写って、きれいになる。
「うちのお兄さんもそう言ったんですよ。」また兄を思い出して、思わず言った。
「ゆうきのお兄さん?」
「はい、星空を見たら、昔のこと思ってきて。」
「そうか・・・いつか、俺にもそんな風に思ってきてね。それより特別に思ってほしいよ。」やさしく笑って、先生は僕にそう言った。
「先生はそんなに特別じゃありません。」見下げて、「兄は誰にも変われないんですよ。」と言った。
「そう?そんなに?つまんない。orz ゆうきが好きなのに・・・」もう!この人、たまれないよ!
「冗談だって言ったんじゃないで・す・か?」
「嘘だったよ。実はさ、」先生は僕を優しく見て、「君は俺の仲のよかった友達に似ていて、見ると、すぐ思い出しちゃって、気に入ったんだよ。」優しい声で話した。
「そうですか。それなら、先生はただ思い出したんですね。好きっていうのと違うんですよ。」
「違う!好きはそこから出ないよ。」関係なかったら、なんでそんなこと話したの?「何かの君に 誘惑されて、我慢できないんだよ。」
へぇー僕もその感じも・・・
「一番は君の声なんだ。暖かくて、穏やかだけど、その深い深いのは 相手と距離があるのだ。」先生は本気に僕の声について話している。「でもさ、俺と話す時は違うんだよ。なんか・・・俺との距離が欲しがっているけど、できないみたいなあ。」
「どうして、そう思っていますか?」頭の中には理解できないことがいっぱいで、全然そんなことまで考えなかった。
水面はまだ月の光でキラキラしていて、風と遊んでいる周りの木のサラサラ音が曲になった。
「本当に君のこと好きだよ。」先生の囁きが耳に伝えて、全然体を動けなくなった。
その後、暖かくて、甘味のある唇が自分のに伝え、深くて 離したくないくらい 先生にキスされた。
僕は離さなかった。

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